ファインドザウェイ（2015年生、母ツルマルグラマー）

ファインドザウェイ（2015年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「道を探せ」。毛色は栗毛。種牡馬のローズキングダム（当時8歳）と交配したツルマルグラマーが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川牧場。主な勝ち鞍は2019年のコバトン&うまたせ!コラボ賞(一般C2五六)。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

9月10日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

3歳（2018年）

2月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月3日、中4週で迎えた5戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

6月19日、中6週で迎えた7戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月25日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のファビィブーツ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月29日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、ビヤパーティーAiba浦河賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリーベグランツを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月4日、中4週で迎えた10戦目は、JAにいかっぷピーマン賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月21日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2019年）

5月1日、約5か月半の休養明けで迎えた13戦目は、一般C3七八九（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月29日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では稟性の敢闘精神でゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

6月28日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた15戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のゴールドスーツに1馬身の差をつけて2勝目を収める

7月25日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六七（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のサンダルースをアタマ差振り切って3勝目を収める

8月16日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、コバトン&うまたせ!コラボ賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はキシュウマイウェイと並んで1着同着となった。