タイマイスター（1989年生、母タイロツク）

Tai Meister

1989.04.10

タイマイスター（1989年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時6歳）と交配したタイロツクが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

庄野穂積厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

7月25日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた2戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月18日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた7戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったリンデンセイコーにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

11月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。