ウィルリライト（2021年生、母メジロコウミョウ）

Will Rewrite

2021.02.13

ウィルリライト（2021年2月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時10歳）と交配したメジロコウミョウが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、MGTレーシングによって891万円で落札された。

高月賢一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2024年）

2月2日、デビュー戦は増田充宏騎手を鞍上に据えて、3歳戦のニューフェイス賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ライジングキャノンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月12日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のギンザターゲットに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の黄連雀賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

9月2日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳戦のエストレージャ賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

10月9日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、稲村ケ崎賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。