クリノオーラ（2008年生、母スズノバラード）

クリノオーラ（2008年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋オーラ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時11歳）と交配したスズノバラードが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。戦績は、中央平地8戦0勝、地方14戦3勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月15日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は416kg。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

9月25日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

3歳（2011年）

1月9日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた5戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/不良）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のポルテボヌールに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月19日、連闘で迎えた7戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルアイヴァーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月9日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイチネンツウテンに2馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

8月21日、中9週で迎えた10戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。18着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

10月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚にキレが無く18着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、マルチウイン特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた15戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

4歳（2012年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、（社）愛知県馬主協会三河支部賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

1月11日、連闘で迎えた17戦目は、牝馬限定の一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤利征騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた18戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた19戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた20戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤利征騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月14日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、愛Love笠松けいば第1戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月27日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた22戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。