イヌボウノアサヒ（2023年生、母ヴァンフレーシュ）

イヌボウノアサヒ（2023年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「犬吠埼+朝日」。毛色は鹿毛。種牡馬のディーマジェスティ（当時10歳）と交配したヴァンフレーシュが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2025年）

9月6日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚を見せたが、勝ったアルデトップガンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカセノアステリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

11月9日、中2週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのオキザリス賞（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。