アーサグロリア（2006年生、母ストラトスフィア）

経歴

デビュー前

1歳のとき、小笠原富三郎から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、浅田孜によって420万円で落札された。

坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2009年）

4月3日、デビュー戦は佐藤裕太騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は505kg。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月8日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

6月12日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤裕太騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

6月16日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

8月2日、中6週で迎えた5戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた7戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

4歳（2010年）

5月9日、約8か月半の休み明けで迎えた8戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のゴールデンプラダに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月5日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月3日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったトウカイウイッシュに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月1日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マヤフェローに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

8月8日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカキツバタサンデーに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したラヴァリーズームに半馬身届かず2着となった。

6歳（2012年）

7月21日、約23か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、ウニとアワビのいちご煮レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

8月4日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた18戦目は、江刺夏まつりレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。