イノマアメリカ（1987年生、母ロードパワー）
Innoma America
1987.05.15
イノマアメリカ（1987年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザリー（当時15歳）と交配したロードパワーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤川 美子。戦績は、中央平地2戦0勝2着1回、地方23戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1993年の大空特別(B)。
経歴
デビュー前
佐藤征助厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1990年）
1月28日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は552kg。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。
2月4日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、激烈なハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、トーストアゲンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
4歳（1991年）
7月23日、約18か月の休養明けで迎えた3戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、焼尻特別（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月8日、中1週で迎えた4戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月16日、中5週で迎えた5戦目は、正木洋美騎手を鞍上に迎えて、一般D（札幌(地)ダート1100m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月25日、連闘で迎えた6戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で正木洋美騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般D（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で正木洋美騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
10月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般D（函館(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で正木洋美騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般D（函館(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で正木洋美騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマノオイカゼから4馬身差の2着となった。
11月11日、連闘で迎えた10戦目は、一般C D（函館(地)ダート1000m 雪/重）に出走。鞍上は6戦連続で正木洋美騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。
5歳（1992年）
4月14日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般C D（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で正木洋美騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアグネスギャラクシに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4月27日、中1週で迎えた12戦目は、襟裳岬特別（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で正木洋美騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のユーワジェネルースをアタマ差制して2勝目を収める
5月11日、中1週で迎えた13戦目は、大空特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で正木洋美騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったネオマクガイバーから3/4馬身差の2着となった。
6月2日、中2週で迎えた14戦目は、美瑛特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で正木洋美騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウコギゴールドに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。
6月17日、中1週で迎えた15戦目は、天人峡特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で正木洋美騎手（10戦3勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月16日、中3週で迎えた16戦目は、ステイヤーズカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で正木洋美騎手（11戦3勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月20日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた17戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、浦河ピスカリ館特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月22日、中4週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた18戦目は、長沼特別（岩見沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は正木洋美騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグランサーから3馬身差の2着となった。
10月13日、中2週で迎えた19戦目は、水晶米特別（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で正木洋美騎手（13戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。
6歳（1993年）
4月15日、約6か月の休養明けで迎えた20戦目は、白樺特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で正木洋美騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨイマドンナに半馬身の差をつけて休み明けの一戦を物にした。
5月4日、中2週で迎えた21戦目は、大空特別（帯広ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で正木洋美騎手（15戦4勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラアサヒオーに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6月1日、中3週で迎えた22戦目は、月形特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で正木洋美騎手（16戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマトオウジから1馬身半差の2着に敗北した。
7歳（1994年）
5月11日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた23戦目は、幾春別特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で正木洋美騎手（17戦5勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg絞って迎えた24戦目は、雌阿寒岳特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で正木洋美騎手（18戦5勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月16日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた25戦目は、浦幌特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で正木洋美騎手（19戦5勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。