エイシンバクオン（2000年生、母エイシンバウンド）

エイシンバクオン（2000年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋爆音」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時11歳）と交配したエイシンバウンドが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

8月11日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

9月28日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた3戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では僅かずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のシーキングマイラブを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月3日、中2週で迎えた4戦目は、2歳500万下の秋明菊賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフさでなんとか走り抜いたが、抜け出したミヤギーロイヤルにクビ差届かず2着に惜敗した。

11月30日、中3週で迎えた5戦目は、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

3歳（2003年）

5月10日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。17頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた7戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って15着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

4歳（2004年）

1月10日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

5月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

6月1日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた11戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた12戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般B5-8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた13戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般B4-7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月17日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブリリアントスノーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月1日、中1週で迎えた15戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般B7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた16戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジノタイコウに2馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた18戦目は、ミルクカップ特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた19戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた20戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい10着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた21戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、一般A6 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

5歳（2005年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、トータリーゼーター頌春賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた24戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。