マリノトニトゥルス（2022年生、母ナオミマリア）

Marino Tonitrus

2022.03.15

マリノトニトゥルス（2022年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+雷(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のThunder Snow（当時8歳）と交配したナオミマリアが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

7月21日、デビュー戦は大江原比呂騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大江原比呂騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大江原比呂騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のルチアーナをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

11月2日、中8週で迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。