ラビアンプリンス（1993年生、母ミスノーザン）

ラビアンプリンス（1993年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグリンモリー（当時8歳）と交配したミスノーザンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）レジェンドファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方28戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の葛飾区特別(C2一)。

経歴

デビュー前

寺田新太郎厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1996年）

3月6日、デビュー戦は的場直之騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイティストワンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月26日、中3週で迎えた3戦目は、澤佳宏騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（1997年）

6月22日、約14か月の休み明けで迎えた4戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテンセイフラッグに1馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

7月9日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミススタイリッシュに1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月28日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は澤佳宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエビスシャークに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月28日、中8週で迎えた7戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、C2一（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた8戦目は、足立区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、葛飾区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のチャイナミラージュに5馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

5歳（1998年）

1月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく16着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた11戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた12戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田村宏之騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた14戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた15戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた16戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は柴田未崎騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

8月31日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、晴山幹也騎手を鞍上に迎えて、一般A B（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた19戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中5週で迎えた20戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、かみなづき賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般B（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原順騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般B（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカツキホーオーからハナ差の2着となった。

6歳（1999年）

1月3日、中3週で迎えた24戦目は、一般B（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般B（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本裕次郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた27戦目は、石桜杯（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本裕次郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本裕次郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた29戦目は、ジューンカップ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本裕次郎騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山本裕次郎騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月25日、約4か月の休み明けで迎えた31戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原順騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原順騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原順騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原順騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本裕次郎騎手（10戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（2000年）

1月9日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原順騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。