アプローチング（2010年生、母Lute）

Approaching

2010.08.25

アプローチング（2010年8月25日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「迫り来る。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のNew Approach（当時5歳）と交配したLuteが10歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

3月9日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のクールミニスターに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月30日、中2週で迎えた2戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

9月22日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて14着に終わった。

11月16日、中4週で迎えた6戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の小峰城特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。