ロングアップ（1997年生、母クイックバージ）

Long Up

1997.04.15

ロングアップ（1997年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時16歳）と交配したクイックバージが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹 学。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

10月9日、デビュー戦は仲田雅興騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3歳（2000年）

6月3日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた4戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は宝来城多郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、5着を確保した。

8月5日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて、最後は2着のレインボーフェローをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

8月26日、中2週で迎えた7戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

4歳（2001年）

4月21日、約8か月の休養明けで迎えた8戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。