ハイランドパーク（1983年生、母オンワードサルビヤ）

ハイランドパーク（1983年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスプレス（当時8歳）と交配したオンワードサルビヤが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地23戦3勝2着3回。1986年のシンザン記念(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

7月14日、9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月27日、8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったチェリーフォルテから2馬身差の2着に敗北した。

8月10日、8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

9月8日、13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーザンネイチャーから2馬身半差の2着に敗北した。

10月12日、15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲグラスに3/4馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

12月22日、9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシマノスターリーから1馬身1/4差の2着となった。

3歳（1986年）

1月12日、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は岩元市三騎手。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月9日、4歳400万下のつばき賞（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタイアポロに1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにした。

3月2日、3歳G3の毎日杯（阪神芝2000m 雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月26日、4歳以上900万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩元市三騎手。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

11月9日、4歳以上900万下の天王山特別（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩元市三騎手。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

11月22日、4歳以上900万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩元市三騎手。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月7日、4歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩元市三騎手。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

4歳（1987年）

1月11日、ハンデ戦で5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩元市三騎手。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

1月24日、5歳以上900万下の石清水特別（京都芝2200m 外回り晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岩元市三騎手。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

2月21日、5歳以上900万下の琵琶湖特別（京都芝2400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で岩元市三騎手。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月8日、ハンデ戦で5歳以上900万下の淡路特別（阪神芝2500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で岩元市三騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイナターボに5馬身の差をつけて勝利を決めた。

7月19日、4歳以上900万下の博多特別（小倉芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で岩元市三騎手。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

8月8日、4歳以上900万下のサマーステークス（小倉芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で岩元市三騎手。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

10月25日、ハンデ戦で4歳以上900万下の清滝特別（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で岩元市三騎手。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

11月7日、ハンデ戦で4歳以上900万下の衣笠特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で岩元市三騎手。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

11月21日、4歳以上900万下の山科特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で岩元市三騎手。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。