ゴッドシェーバー（1994年生、母ワールドグリッター）

ゴッドシェーバー（1994年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時6歳）と交配したワールドグリッターが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、中央障害8戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

7月21日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のメトロリュウハクに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

3歳（1997年）

2月8日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

5月3日、中5週で迎えた10戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた11戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月26日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグギャンブルから7馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で中竹和也騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーピーネイティブからクビ差の2着に甘んじた。

10月26日、中4週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で中竹和也騎手（6戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月23日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で中竹和也騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。12着に敗れた。