チェリーオオツカ（1990年生、母ウムベルト）

Cherry Otsuka

1990.03.06

チェリーオオツカ（1990年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のライラリツジ（当時9歳）と交配したウムベルトが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

10月17日、デビュー戦は安藤賢一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月22日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

3歳（1993年）

5月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のジェリクルスターをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

7月24日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は安藤賢一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の中ノ岳特別（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は西園正都騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。