カルストンフレンド（1999年生、母マイフレンドモリー）

カルストンフレンド（1999年5月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセレスティアルストーム（当時16歳）と交配したマイフレンドモリーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別福田ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方23戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C1-3。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

1月6日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

3月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

9月14日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

4歳（2003年）

3月11日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリッチナイスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月8日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラブリーセレブに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月6日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクトゥルースに2馬身の差をつけて制した。

5月28日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月31日、中4週で迎えた12戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ファイティングジョッキー賞（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

8月26日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上C4-2（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月9日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3-2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（7戦3勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C3-1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブランカムネージュを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

11月26日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のタガノレベッカを3/4馬身振り切って優勝

12月9日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

5歳（2004年）

1月2日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（11戦4勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（12戦4勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（13戦4勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1-3（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で高馬元紘騎手（14戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高馬元紘騎手（15戦4勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したデザートヒルを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

4月7日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で高馬元紘騎手（16戦4勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で高馬元紘騎手（17戦4勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高馬元紘騎手（18戦4勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で高馬元紘騎手（19戦4勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたブライトサファイヤ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

6月22日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で高馬元紘騎手（20戦4勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。