タイキボンバー（1992年生、母Hot Chocolate）

Taiki Bomber

1992.01.11

タイキボンバー（1992年1月11日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のKeen（当時11歳）と交配したHot Chocolateが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の基坂特別(500万下)。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

2月12日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイチュウジンデンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

7月9日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジュウジホウセキに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

7月22日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1000m 曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月13日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエスケイゴールドに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月2日、中2週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の臥牛山特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたビューティークロス決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

10月22日、中6週で迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の鷹巣山特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。