ニシノコイゴコロ（2021年生、母ニシノプレジール）

Nishino Koigokoro

2021.01.31

ニシノコイゴコロ（2021年1月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+恋心」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネロ（当時10歳）と交配したニシノプレジールが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）さとう。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

6月24日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したロジルーラーにハナ差届かず2着となった。

8月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のウインディオーネに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのベゴニア賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた5戦目は、2歳1勝クラスのひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

3歳（2024年）

1月13日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスの菜の花賞（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

4月21日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスのカーネーションカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野中悠太郎騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野中悠太郎騎手（7戦1勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

8月17日、中9週で迎えた10戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの瓢湖特別 韓国賞（新潟芝2200m 雨/稍重）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（8戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったベンサレムに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野中悠太郎騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着を確保した。