セルリアンピアス（1990年生、母ジムダッシュ）

Cerulean Pierce

1990.05.28

セルリアンピアス（1990年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラグビーボール（当時7歳）と交配したジムダッシュが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中地 康弘。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

5月9日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、溝橋秀吉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神芝1400m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

7月3日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で溝橋秀吉騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月31日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

10月10日、中1週で迎えた10戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北川和典騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月7日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北川和典騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のメジロルソーに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下の野地特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北川和典騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。