ダイジョバナイカラ（2012年生、母ジョウノヴィーナス）

ダイジョバナイカラ（2012年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大丈夫じゃないから」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時11歳）と交配したジョウノヴィーナスが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、地方17戦3勝。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2015年）

7月3日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンタービンに約11馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

7月23日、中2週で迎えた2戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

10月19日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るリンゴカンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

11月17日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

4歳（2016年）

3月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた10戦目は、からたち賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（9戦2勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（10戦2勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（11戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた14戦目は、お化け屋敷「ひゅ～どろ」-紅蓮の刃-杯（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で左海誠二騎手（12戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のキョウエイスパークを3/4馬身振り切って3勝目を手中に収めた。

7月26日、中2週で迎えた15戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた17戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。