アカシサフィア（2008年生、母キャットストリート）

アカシサフィア（2008年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「地名＋女性名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時23歳）と交配したキャットストリートが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳B4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北星村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月21日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

10月9日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3歳（2011年）

4月10日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

6月4日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

7月10日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカズノキセキに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月26日、中1週で迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の千里浜特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の心むすび大祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の漆器まつり特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の千枚田あぜの万燈特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

10月4日、連闘で迎えた14戦目は、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた15戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた16戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた17戦目は、3歳戦の珠洲まるかじり・冬特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は川添明弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた19戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C3七（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。