コンノートスリー（2014年生、母タヤスオドリコ）

コンノートスリー（2014年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地名＋三」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時17歳）と交配したタヤスオドリコが22歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）前田ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の白山白峰温泉まつり特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前田ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、GSによって248.4万円で落札された。

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

4月22日、デビュー戦は和田翼騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

7月2日、中9週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた3戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオフコースに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月13日、中1週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスターカプリーヌを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアッコルドに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

9月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のプリンセスビジョン杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月19日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のヘヴンオンアースに3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

10月3日、中1週で迎えた8戦目は、のと鉄道フェスティバル2017（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた9戦目は、「10.22みんな投票しましょう」（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた10戦目は、白山白峰温泉まつり特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のノアタンに8馬身の差をつけて制した。

11月7日、連闘で迎えた11戦目は、林広昭知子結婚おめでとうでんがな記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた12戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、金沢城・兼六園特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、サノマルに交わされて3馬身差の2着となった。

12月22日、中3週で迎えた13戦目は、1000人が歌う能登の第九特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、センノギモーヴに半馬身交わされて2着に敗北した。