キンザンガール（1994年生、母キンザンリイフオー）

キンザンガール（1994年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラホクトオー（当時8歳）と交配したキンザンリイフオーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松本信行。戦績は、地方39戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の葛飾区特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

庄子連兵厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1997年）

4月29日、デビュー戦は郷間隆騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハルナからアタマ差の2着に惜敗した。

6月22日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノブランドに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月24日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーアサマから1馬身半差の2着に敗北した。

8月10日、中1週で迎えた4戦目は、鞍上は3戦連続で本村直樹騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノデュラブに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月7日、中3週で迎えた5戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本村直樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本村直樹騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本村直樹騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は郷間隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（1998年）

1月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた9戦目は、台東区特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は本村直樹騎手（6戦2勝）。13頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定のハンデ戦のエレガンス特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（7戦2勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた11戦目は、世田谷区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は郷間隆騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた12戦目は、中野区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は本村直樹騎手（8戦2勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた13戦目は、獅子座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（9戦2勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた14戦目は、こぐま座特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は郷間隆騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

7月25日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、潮騒特別（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は本村直樹騎手（10戦2勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

8月7日、中1週で迎えた16戦目は、潮風特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（11戦2勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた17戦目は、新涼特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本村直樹騎手（12戦2勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、緩やかなペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた18戦目は、観月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本村直樹騎手（13戦2勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた19戦目は、葛飾区特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で本村直樹騎手（14戦2勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のアポロチャンピオンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本村直樹騎手（15戦3勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で本村直樹騎手（16戦3勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本村直樹騎手（17戦3勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

5歳（1999年）

7月23日、約8か月半の休養明けで迎えた23戦目は、潮騒特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で本村直樹騎手（18戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた24戦目は、サードニックス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で本村直樹騎手（19戦3勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2三四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で本村直樹騎手（20戦3勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。

9月9日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の一般C2一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で本村直樹騎手（21戦3勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた27戦目は、練馬区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で本村直樹騎手（22戦3勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレオスイセイに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月11日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で本村直樹騎手（23戦4勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で本村直樹騎手（24戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、最後はハナトップと並んで4着同着となった。

11月9日、中0週で迎えた30戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で本村直樹騎手（25戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1四五（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で本村直樹騎手（26戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で本村直樹騎手（27戦4勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で本村直樹騎手（28戦4勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

6歳（2000年）

1月31日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で本村直樹騎手（29戦4勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた35戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で本村直樹騎手（30戦4勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1九十（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で本村直樹騎手（31戦4勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は23戦連続で本村直樹騎手（32戦4勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

11月15日、約7か月半の休み明けで迎えた38戦目は、目黒区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は郷間隆騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた39戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、冬日向特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。