ディアルーモ（2010年生、母アインアイン）

ディアルーモ（2010年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋光、明かり（エスペラント語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時10歳）と交配したアインアインが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大典牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ディアレストクラブによって525万円で落札された。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

1月20日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のアルマネアンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月9日、中2週で迎えた2戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

3月30日、中6週で迎えた3戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

6月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

4歳（2014年）

2月1日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

3月16日、中5週で迎えた8戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。