バンドエース（2021年生、母ハッピーテレサ）

Band Ace

2021.02.07

バンドエース（2021年2月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「父名より+エース」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバンドワゴン（当時10歳）と交配したハッピーテレサが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C22。

経歴

デビュー前

石坂公一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月3日、デビュー戦はA.A.ルメートル騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は546kg。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に敗れた。

8月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

11月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた3戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のアルーリングソレルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月4日、中2週で迎えた4戦目は、宇連川特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、ハクシュに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中2週で迎えた5戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシトロンヴェールに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2025年）

6月22日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村誠之助騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

2025年6月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。