エンジェルウィング（2015年生、母レースウィング）

エンジェルウィング（2015年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「天使の翼。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時12歳）と交配したレースウィングが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

9月24日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

10月21日、中3週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、メイショウラビエに交わされて2馬身差の2着となった。

12月9日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリンクスナナを豪脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。

3歳（2018年）

2月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川田将雅騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

3月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川田将雅騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

5月12日、中7週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で川田将雅騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に敗れた。