リンドファスト（1984年生、母マーチフアスト）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

4月4日、デビュー戦は石塚信広騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石塚信広騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石塚信広騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったダイナアクロポリスに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石塚信広騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったオカノファルコンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月12日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石塚信広騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホープランサーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月17日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石塚信広騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石塚信広騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月21日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石塚信広騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で石塚信広騎手（8戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4歳（1988年）

1月5日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で石塚信広騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、4着に入った。

1月24日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石塚信広騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた12戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

3月20日、中5週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた15戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

6月19日、中4週で迎えた16戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシュタインローズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて優勝

7月23日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下の鬼怒川特別（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったタニノバリアントに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

9月3日、中5週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下の八海山特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のマイアスナロを半馬身振り切って制した。

10月8日、中4週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（3戦2勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

11月5日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

12月3日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（5戦2勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したロングランシチーを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5歳（1989年）

1月15日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の初茜賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

9月10日、約8か月の休養明けで迎えた24戦目は、4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（7戦2勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

11月12日、中8週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本勝美騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったリオデラプラタに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6歳（1990年）

2月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、5歳以上900万下の節分賞（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂本勝美騎手（9戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

2月17日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた27戦目は、5歳以上900万下の金蹄賞（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂本勝美騎手（10戦2勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したチヨノマツカゼにクビ差届かず2着となった。

3月18日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の白井特別（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂本勝美騎手（11戦2勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂本勝美騎手（12戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。