アーデルコントラ（1993年生、母ワイドトップエース）

アーデルコントラ（1993年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーパスノーセール（当時11歳）と交配したワイドトップエースが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は福島県、生産者は松本泰。戦績は、地方25戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年のスタールビー賞(一般B2三 B3一ハンデ)。

経歴

デビュー前

宇野右門厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1996年）

11月1日、デビュー戦は山田勝騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は515kg。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田勝騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のアイガークロスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山田勝騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグワンゴールドに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

4歳（1997年）

1月17日、中4週で迎えた4戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田勝騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田勝騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイエヌスイートから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月10日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田勝騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた7戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユウキュウノミハタに半馬身の差をつけて制した。

3月17日、中1週で迎えた8戦目は、鎌田滋騎手を鞍上に迎えて、中野区特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

4月6日、中2週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアンバーゼウスに2馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

4月26日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のプレジャータイトルに2馬身半の差をつけて5勝目をゲットした。

5月23日、中3週で迎えた11戦目は、荒川区特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったウルマデイゴから1馬身差の2着に敗北した。

6月21日、中3週で迎えた12戦目は、一般B3四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。失格となった。

8月13日、中7週で迎えた13戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた14戦目は、B3四（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田勝騎手（6戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた15戦目は、フォーナイン賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田勝騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5歳（1998年）

3月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた16戦目は、善福寺特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田勝騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた17戦目は、うしかい座特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田勝騎手（9戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のワカバカチドキに1馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

4月27日、中1週で迎えた18戦目は、てんびん座特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田勝騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた19戦目は、薫風賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のペルセウス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のサンデーナイト賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（7戦2勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったニイタカヤングオーを半馬身捉え切れず2着となった。

7月6日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のスタールビー賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のネイティヴランナーをクビ差振り切って7勝目を手にした。

7月25日、中2週で迎えた23戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、パームツリー賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

6歳（1999年）

3月22日、約8か月の休み明けで迎えた24戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は山田勝騎手（11戦3勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた25戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田勝騎手（12戦3勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。