エイシンボーノ（2021年生、母エーシンパナギア）

エイシンボーノ（2021年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+素晴らしい状態(伊)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のMind Your Biscuits（当時8歳）と交配したエーシンパナギアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は木田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2024年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月10日、デビュー戦は小崎綾也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

5月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

7月13日、中6週で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

10月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のトレーネに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、アスセナにハナ差交わされて2着に甘んじた。

12月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

4歳（2025年）

4月29日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

5月23日、中2週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた10戦目は、米玉利燕三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で米玉利燕三騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた12戦目は、高橋愛叶騎手を鞍上に迎えて、小野アルプス7ハロン（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋愛叶騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、クレスコユウシャに交わされて1馬身差の2着となった。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は米玉利燕三騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモツカサに6馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、小谷哲平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2五（園田ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のメイショウソニックに3馬身半の差をつけて順当に勝利した。

9月25日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、ネコニスズ☆来場記念（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷哲平騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウマサツラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて1番人気に応えた。

10月30日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小谷哲平騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。