ツルマルオジョウ（2004年生、母ツルマルガール）

ツルマルオジョウ（2004年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋お嬢」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時11歳）と交配したツルマルガールが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

1月28日、デビュー戦は塚田祥雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のベルベットジャガーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月11日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

7月28日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上500万下の青島特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月8日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた6戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2000m 小雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月25日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた8戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

4歳（2008年）

1月19日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

5月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝2000m 小雨/良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

8月30日、中9週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の利尻特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。