マイネルジェネシス（1992年生、母カトリーヌ）

マイネルジェネシス（1992年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフェアジャッジメント（当時8歳）と交配したカトリーヌが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は堤牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の一般C1五六。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月11日、デビュー戦は宝来城多郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は508kg。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京芝2000m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月6日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。

5月14日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブランドペギーにハナ差届かず2着に甘んじた。

5月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宝来城多郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宝来城多郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったオールマイティーにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宝来城多郎騎手（6戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

7月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で宝来城多郎騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宝来城多郎騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月2日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で宝来城多郎騎手（9戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、4着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で宝来城多郎騎手（10戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月4日、中5週で迎えた12戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

4歳（1996年）

2月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、田島寿一騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた14戦目は、モーリオン特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田島寿一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田島寿一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた16戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームテシオに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったピグマリオンからクビ差の2着に甘んじた。

5月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエフラバーに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。