スプレッドイーグル（2019年生、母ベストファッション）

スプレッドイーグル（2019年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「翼を広げた鷲」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時8歳）と交配したベストファッションが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鎌田正嗣から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、鎌田正嗣から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ムラヤマ・ブラッドストックによって484万円で落札された。2歳のとき、ヤマダステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月16日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

4月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

5月21日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

7月10日、中6週で迎えた4戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

デビュー前

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

8月10日、デビュー戦は落合玄太騎手を鞍上に据えて、イドンナップ岳賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての10番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月25日、中6週で迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったラファエーレに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコルタードをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

9月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、松山光プロジェクト賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた10戦目は、ユーチャリス特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月31日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、C2二3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

4歳（2023年）

1月19日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた12戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた15戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた16戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のワンダービスケットに3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月25日、中2週で迎えた19戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた20戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウーマナイザーに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

7月19日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木世麗騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。