メイショウアツイタ（2018年生、母ロジカルクィーン）

メイショウアツイタ（2018年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+鉄板の厚板」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフェノーメノ（当時9歳）と交配したロジカルクィーンが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はゼットステーブル。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ゼットステーブルから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって1,404万円で落札された。

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

12月20日、デビュー戦は難波剛健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

3歳（2021年）

1月5日、中1週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

2月27日、中7週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグランメテオールを上がり1位タイの末脚でハナ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

4月3日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

5月22日、中6週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスのメルボルントロフィー（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

7月11日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は難波剛健騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

10月9日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月31日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

11月21日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2022年）

1月30日、中9週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で難波剛健騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月20日、中2週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で難波剛健騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で難波剛健騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月1日、中5週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で難波剛健騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で難波剛健騎手（9戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月9日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で難波剛健騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガノペルマネンテから約17馬身差の2着となった。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で難波剛健騎手（11戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で難波剛健騎手（12戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で難波剛健騎手（13戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスディアブロをクビ差制して久々に勝ち星を挙げた。

5歳（2023年）

2月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 小雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で難波剛健騎手（14戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月25日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3110m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で難波剛健騎手（15戦1勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月13日、中6週で迎えた21戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は16戦連続で難波剛健騎手（16戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

7月15日、中8週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 雨/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で難波剛健騎手（17戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月23日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で難波剛健騎手（18戦1勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2024年）

5月11日、約7か月半の休み明けで迎えた24戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。