マイネトップレディ（2003年生、母キープイットアップ）

マイネトップレディ（2003年2月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋一流の女性」。毛色は鹿毛。種牡馬のムタファーウエク（当時7歳）と交配したキープイットアップが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、中央平地21戦2勝。2005年の芙蓉ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上島牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモスによって735万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,300万円（13万×100口）で一口馬主が募集された。

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

6月18日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラビングルックをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

10月1日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で郷原洋司騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

3歳（2006年）

4月9日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳500万下の山藤賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で郷原洋司騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

5月21日、中5週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳500万下のカーネーションカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で郷原洋司騎手（8戦1勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のホーリーミストを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

6月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳1000万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で郷原洋司騎手（9戦2勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた11戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 曇/重）に49kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

9月9日、中9週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンの紫苑ステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（10戦2勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

10月15日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の山中湖特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（11戦2勝）。17頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の紅葉特別（東京芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（12戦2勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（13戦2勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

4歳（2007年）

7月15日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り雨/重）に出走。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた17戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（14戦2勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（15戦2勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（16戦2勝）。18頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた20戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（17戦2勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。