スペースサークル（1999年生、母マリッジセレモニー）

スペースサークル（1999年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時15歳）と交配したマリッジセレモニーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、ベーシカル・コーチング・スクールから「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、石嶋牧場によって367.5万円で落札された。

武井栄一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2001年）

8月17日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は447kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサイレントピースから6馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の新星特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のスカーレットモリスに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の荒崎特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた6戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の秋明菊特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（2002年）

4月20日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（東京芝2400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（東京芝2300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい13着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島芝2600m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の開成山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

8月17日、中5週で迎えた13戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のけいとう特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のなでしこ特別（大井ダート1590m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1590m 内回り雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた17戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の江戸菊特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の嵯峨菊特別（大井ダート1690m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸びを見せたが、勝ったサンダーゴッドにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

12月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1九十（大井ダート1590m 内回り雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。