バービージェニー（1985年生、母スカラブ）

Baby Jenny

1985.03.27

バービージェニー（1985年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハードツービート（当時16歳）と交配したスカラブが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）酒井牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

2月7日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月10日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1800m 小雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

6月26日、中5週で迎えた6戦目は、南田美知雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、勝ったクイーンマツサリアにねじ伏せられて6馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月26日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は南田美知雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南田美知雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。