コード（2006年生、母フェバリットアベイ）

コード（2006年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「暗号」。毛色は鹿毛。種牡馬のエアエミネム（当時8歳）と交配したフェバリットアベイが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山際辰夫。戦績は、中央平地19戦0勝、中央障害17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

7月12日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

8月16日、中4週で迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のオマーン賞（東京芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた8戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた9戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は荻野琢真騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた10戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

3歳（2009年）

1月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

2月22日、中5週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（6戦0勝）。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（8戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた15戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた16戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた17戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月24日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた19戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。17頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた20戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月18日、中2週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた22戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月31日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた23戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月15日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月19日、中4週で迎えた25戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

12月26日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2010年）

2月7日、中5週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた27戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーポラリスから1馬身3/4差の2着となった。

3月6日、中3週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイアオニードルに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月2日、中7週で迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は高野和馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月4日、約7か月の休養明けで迎えた30戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた31戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は高野和馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5歳（2011年）

2月5日、中5週で迎えた32戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月19日、中1週で迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月10日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は高野和馬騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。