イズジョークラウン（2016年生、母マスターウィンド）
Izu Jo Crown
2016.04.08
イズジョークラウン（2016年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主名より＋人名より＋王冠」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時15歳）と交配したマスターウィンドが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はへいはた牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C12。
経歴
デビュー前
1歳のとき、へいはた牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、泉一郎によって334.8万円で落札された。
松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2018年）
8月11日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
9月1日、中2週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
9月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。
10月21日、中4週で迎えた4戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。
11月4日、中1週で迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。
12月23日、中6週で迎えた6戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
3歳（2019年）
6月2日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。
6月16日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。
8月11日、中7週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。
8月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は岩田望来騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。
10月18日、中7週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアランチオーネを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。
10月31日、中1週で迎えた12戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のハシルプーオウ一人旅記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクロフネレジェンドを半馬身振り切って2勝目を奪取した。
11月26日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた13戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、アンビシャススターに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
4歳（2020年）
2月24日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、森夫妻幸せを分けてくれ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のエピをアタマ差振り切って断然人気に応えた。
3月5日、中0週で迎えた15戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
5月13日、中9週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
6月9日、中3週で迎えた17戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。
7月17日、中4週で迎えた18戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったララファルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
7月31日、中1週で迎えた19戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンクレスシップに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。
9月18日、中6週で迎えた20戦目は、壱町田湿地特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。
10月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったチーキーキュートを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。
10月30日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。
11月26日、中3週で迎えた23戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。
12月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
5歳（2021年）
1月5日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったムーニーヴァレーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。
1月24日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた26戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
2月13日、中2週で迎えた27戦目は、おうし座特選（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。
2月25日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
3月8日、中1週で迎えた29戦目は、SAGAで「ほとめきナイター」賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したラインキャンドルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
3月22日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小松丈二騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。
4月4日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小松丈二騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4月23日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小松丈二騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた33戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
6月6日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた34戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。
6月14日、連闘で迎えた35戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
6月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。
7月11日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。
8月11日、中3週で迎えた38戦目は、萩月賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。
9月26日、中6週で迎えた39戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。
10月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。
10月17日、連闘で迎えた41戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
11月5日、中2週で迎えた42戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。