テラノビーナス（1999年生、母クールレジエーロ）

テラノビーナス（1999年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハイブリツジスルー（当時15歳）と交配したクールレジエーロが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋耀代。戦績は、地方20戦1勝2着1回。2002年のしらさぎ賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤敏彦厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2001年）

10月27日、デビュー戦は菅原順騎手を鞍上に据えて、2歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は443kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のローズコメットに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月28日、中4週で迎えた2戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2002年）

1月16日、中6週で迎えた3戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、モリアキに3/4馬身交わされて2着となった。

2月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の金盞花特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

9月24日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた6戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、三石海浜公園特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月30日、中4週で迎えた7戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

4歳（2003年）

1月7日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C1六 C2一（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

2月6日、中0週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般C1四以下（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

10月31日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた15戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（8戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

5歳（2004年）

2月15日、中8週で迎えた19戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般B2（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。