サクラスマート（2011年生、母サクラレイリ）

サクラスマート（2011年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋賢い」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時11歳）と交配したサクラレイリが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡スタット。戦績は、中央平地5戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

7月27日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

11月16日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、6着に終わった。

3歳（2014年）

1月25日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に敗れた。

5月10日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

8月9日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月13日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のメイズバースデーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月26日、中5週で迎えた7戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

4歳（2015年）

1月22日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

2月25日、中4週で迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた10戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で瀬川将輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月3日、中5週で迎えた13戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。