アカネオーヒメ（1988年生、母アカネフヨウ）

アカネオーヒメ（1988年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のベルマン（当時10歳）と交配したアカネフヨウが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方28戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の一般C1ハ。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

11月4日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1000m 雨/良）に出走。馬体重は418kg。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたゴールデンパレット決め手に屈して半馬身差の2着となった。

12月16日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3歳（1991年）

2月10日、中7週で迎えた3戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

3月17日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

4月27日、中5週で迎えた5戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

6月16日、中6週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた7戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

7月27日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

4歳（1992年）

6月9日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた10戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた11戦目は、富樫英利騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた12戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のナツセングベンチヤに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月24日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のツルギスワローに3/4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナツセングベンチヤに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月12日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた18戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C1（上山ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1993年）

4月13日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月2日、中2週で迎えた23戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた24戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3ロ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハギノキーポイントからクビ差の2着となった。

6月20日、中3週で迎えた26戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアオバロマンから5馬身差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般B（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡邊一道騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月12日、中2週で迎えた29戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡邊一道騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月22日、中0週で迎えた30戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡邊一道騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた31戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渡邊一道騎手（9戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた32戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡邊一道騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡邊一道騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡邊一道騎手（13戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。