ムナサワギノツキ（2019年生、母エイシンチャーター）

Munasawagino Tsuki

2019.02.26

ムナサワギノツキ（2019年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時8歳）と交配したエイシンチャーターが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は草薙 利昭。戦績は、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の地酒とししゃもで晩酌賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平井克彦から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、平井克彦から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、MMCによって352万円で落札された。

山口竜一厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

6月3日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

8月3日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦の安平町移住者募集賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

9月9日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホクレン「くるるの杜」賞（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったブレイブジャンヌに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月21日、中1週で迎えた6戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の地酒とししゃもで晩酌賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハウファアイルゴーを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月7日、中1週で迎えた7戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた8戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアドマイヤガールにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

12月8日、中4週で迎えた9戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るルックスソーリスを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

3歳（2022年）

6月10日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の390.6万円以下（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

7月1日、中2週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた11戦目は、3歳戦の348.5万円以上（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（2戦1勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で篠谷葵騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は石川駿介騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

デビュー前

1歳のとき、平井克彦から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、平井克彦から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、MMCによって352万円で落札された。

朝倉実厩舎（大井）へ入厩。

10月3日、デビュー戦は石川駿介騎手を鞍上に据えて、一般C1九十十一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての大外12番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月1日、中5週で迎えた17戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

11月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた20戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、大原優乃来場記念（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、イデアノキセキに交わされて1馬身差の2着となった。

4歳（2023年）

1月11日、中2週で迎えた21戦目は、ガーネット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4月26日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、のびのびシティさいたま市賞（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアドミラブルエースに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5月4日、連闘で迎えた23戦目は、クレマチススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた24戦目は、葵月特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のガンコチャンに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

9月21日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、テレ玉BACHプラザ特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は橋本直哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

10月20日、中3週で迎えた26戦目は、鰯雲特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は張田昂騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に敗れた。