ドリーミーパレス（1997年生、母ミリアメイド）

ドリーミーパレス（1997年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時17歳）と交配したミリアメイドが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は高瀬敦。戦績は、中央平地17戦2勝、地方11戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

9月4日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3歳（2000年）

2月13日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた5戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/重）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

9月10日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武英智騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のオンワードリンリンに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って16着に敗れた。

11月25日、中3週で迎えた10戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた12戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に敗れた。

4歳（2001年）

3月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は武英智騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた14戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小牧特別（中京芝1200m 小雨/良）に出走。17頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

5月13日、中6週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武英智騎手（5戦1勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のゴッドワールドをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

5歳（2002年）

2月19日、約8か月半の休養明けで迎えた17戦目は、名古屋チャレンジカップヘラクレス賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月24日、中4週で迎えた18戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

10月25日、約7か月の休養明けで迎えた19戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、ナナカマド特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた20戦目は、立冬特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニッシヘラに半馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた21戦目は、さざんか特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた22戦目は、白根山特別（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた23戦目は、ターコイズ特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（2003年）

2月9日、中5週で迎えた24戦目は、向春特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた25戦目は、ドージマファイター特別（足利ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた26戦目は、アネモネ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた27戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、ライラック特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた28戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、山吹特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。