キャピタルレター（1986年生、母ミスダイテン）

キャピタルレター（1986年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホツトスパーク（当時14歳）と交配したミスダイテンが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、中央平地22戦1勝、中央障害12戦1勝2着2回、地方6戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

清田十一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

1月5日、デビュー戦は梅野信一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で梅野信一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で梅野信一騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で梅野信一騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイヤクロスに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4月23日、中3週で迎えた6戦目は、4歳400万下（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で梅野信一騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で梅野信一騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

9月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で梅野信一騎手（7戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた9戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は梅野信一騎手（8戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（9戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

4歳（1990年）

1月28日、中7週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で梅野信一騎手（10戦1勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月4日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月19日、中1週で迎えた15戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた16戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた18戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝2000m 雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着を確保した。

10月27日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の金華山特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

12月16日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は梅野信一騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

5歳（1991年）

1月12日、中3週で迎えた21戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（12戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

1月26日、中1週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で梅野信一騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた23戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスコールターバンから半馬身差の2着となった。

3月30日、中5週で迎えた24戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で古小路重男騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサングッドホーラーに4馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

4月20日、中2週で迎えた25戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で古小路重男騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた26戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で古小路重男騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったバフィーロッキーから3/4馬身差の2着となった。

6月1日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で古小路重男騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月27日、約5か月の休養明けで迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で古小路重男騎手（5戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた29戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で古小路重男騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた30戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で古小路重男騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた32戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は古小路重男騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6歳（1992年）

1月5日、中1週で迎えた33戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた34戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は古小路重男騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた36戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた37戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆三騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカトップスターから5馬身差の2着となった。

5月31日、中2週で迎えた38戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆三騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた39戦目は、野口丈二騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 雨/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月5日、中2週で迎えた40戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。