ショウザイシンホー（2013年生、母システィンチャペル）

ショウザイシンホー（2013年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「招財進宝」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時15歳）と交配したシスティンチャペルが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三好牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月19日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、マカーオーンにクビ差交わされて2着となった。

8月23日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月31日、中9週で迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

3歳（2016年）

2月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

8月7日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は三浦皇成騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた9戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

10月13日、中5週で迎えた10戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシルヴィーボーテを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のメイショウトヅガワに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月3日、中3週で迎えた12戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

4歳（2017年）

1月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた14戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。