クスノブルゲラ（1997年生、母ヤマヒサジュジュ）

クスノブルゲラ（1997年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスプラッシュオブカラー（当時10歳）と交配したヤマヒサジュジュが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内ファーム。戦績は、地方15戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の4歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、静内ファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

高柳恒男厩舎（小林）へ入厩。

2歳（1999年）

9月7日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

12月11日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、神澤和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で神澤和弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

3歳（2000年）

1月8日、連闘で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で神澤和弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で神澤和弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

10月17日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、イナリジェットにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ゼンノスラヴィックに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月7日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のウインシャラーを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

12月27日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

4歳（2001年）

1月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2八九十（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で戸崎圭太騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

8月11日、約5か月半の休み明けで迎えた15戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で戸崎圭太騎手（9戦1勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。