ニシノレコード（2005年生、母ブランドセレナーデ）

ニシノレコード（2005年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋最もよいスコア」。毛色は鹿毛。種牡馬のセイウンスカイ（当時10歳）と交配したブランドセレナーデが15歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2十一。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

7月19日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は478kg。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は失速してしまい18着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

9月21日、中4週で迎えた3戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月4日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

10月11日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた8戦目は、皆川麻由美騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイディアダーリンを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

11月2日、連闘で迎えた9戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月23日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

12月1日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は皆川麻由美騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4歳（2009年）

1月2日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るロッカイモンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月10日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。