ビジネスサイクル（1999年生、母ミスクレマチス）

ビジネスサイクル（1999年3月13日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時14歳）と交配したミスクレマチスが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、中央障害33戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年の障害3歳以上オープン。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

11月24日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3歳（2002年）

6月22日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリープフローグをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

8月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

4歳（2003年）

3月8日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

4月6日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

8月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた12戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/重）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた13戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2004年）

2月8日、約5か月の休養明けで迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田辺裕信騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた15戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた16戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

9月5日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったローレルバレットから1馬身1/4差の2着となった。

10月30日、中4週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で柴田未崎騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードブライアンから1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月21日、中2週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で柴田未崎騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（2005年）

4月3日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。

4月23日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルマルカートから1馬身半差の2着に敗北した。

5月21日、中3週で迎えた24戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラコロンブスから6馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中1週で迎えた25戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のコアレスクレバーに半馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

7月9日、中4週で迎えた26戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月19日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は宗像徹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2006年）

1月7日、中6週で迎えた28戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた29戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

3月4日、中3週で迎えた30戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は宗像徹騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月29日、中5週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた33戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月2日、約3か月の休み明けで迎えた34戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は宗像徹騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月28日、中7週で迎えた35戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた36戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は宗像徹騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のデンコウグリーンに3/4馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

12月24日、中3週で迎えた37戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8歳（2007年）

1月27日、中4週で迎えた38戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた39戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月28日、中8週で迎えた40戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は宗像徹騎手（8戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5月19日、中2週で迎えた41戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

6月9日、中2週で迎えた42戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（10戦1勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

9月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた43戦目は、ハンデJ・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（11戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

9歳（2008年）

5月3日、約8か月の休養明けで迎えた44戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。