エイシンポップ（2021年生、母エイシンノーティス）

エイシンポップ（2021年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+時流に乗っている様子」。毛色は鹿毛。種牡馬のエーシントップ（当時11歳）と交配したエイシンノーティスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は曾我博。戦績は、中央平地6戦0勝、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ(一般C2 28)。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月25日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず18着に終わった。

12月28日、中4週で迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

3歳（2024年）

2月24日、中7週で迎えた3戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

3月31日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた5戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

9月7日、中7週で迎えた7戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた9戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のゴルトツィーゲルに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月2日、中2週で迎えた10戦目は、青海大樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2 17（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2 19（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた12戦目は、江北町ふるさと納税で検索!杯（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた13戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

4歳（2025年）

1月5日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2 21（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-20（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、カイゼルスベルグに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2 16（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。