サンキョウミシル（2000年生、母ブンブンラリー）

サンキョウミシル（2000年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は芦毛。種牡馬のミシル（当時12歳）と交配したブンブンラリーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方27戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

1月19日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、5着を確保した。

2月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のメイショウフレンドをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3月1日、中1週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

5月3日、中8週で迎えた5戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた7戦目は、3歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は高野容輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

7月16日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の朝顔特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた9戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の向日葵特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の鳳仙花特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の紫苑特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた12戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

4歳（2004年）

2月10日、約5か月の休み明けで迎えた13戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた15戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた16戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は谷川真生騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C3-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は谷川真生騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のゾッコンを半馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

9月21日、中4週で迎えた26戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月30日、連闘で迎えた27戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた28戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた29戦目は、3歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月23日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は谷川真生騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた32戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

5歳（2005年）

1月20日、中3週で迎えた33戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた34戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。